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  はじめに



 京北(きょうほく)教会ホームページへ、ようこそ!  

 皆様が今日、このホームページをご覧になったことが、
 神様の導きの中で豊かな意味を持ちますようにと願います。

 私たちは、今日という一日を、神様の光のもとで歩んでいます。

 そして皆様から訪れていただくこと、ご連絡いただくことに、
 夢をもっています。

 みなさまを、心からお待ちしております。
 この、穏やかな日だまりのような教会において、
 主イエス・キリストと共に。

              京北教会ホームページ委員会   

      2011年 3月25日 教会創立102周年記念の日
              ホームページ開設にあたって

教会全景


        「天は主のもの、地は人への賜物。」
                詩編115編16節

  「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。」
                ヨハネによる福音書 3章 16節

   「勇気を出しなさい。わたしは、すでに世に勝っている。」
                ヨハネによる福音書 16章 33節


日本キリスト教団  京 北 教 会 

〒606-0835 京都市 左京区 下鴨 神殿町 17-3

電話/FAX 075-781-1217


(注)京北教会の「京北」は「きょうほく」と読みます。
京都市内の下鴨で、北山通のやや南にあります。
地下鉄「北山」駅から徒歩8分。

  


      京北教会の、概要、歴史、礼拝堂のご案内をいたします。


礼拝堂内部(オルガン)

 わたしたちの教会は、毎週日曜日の午前10時半から、11時半頃まで、「聖日礼拝」をいたします。

 (礼拝の内容については、このホームページ内の「礼拝のしおり」のページをご覧ください)

 この教会は、京都市左京区の下鴨、静かな住宅地の中にある、歴史の古い教会です。ただ神様に導かれた船をこぐようにして、みんなで力を合わせて、歩んできました。

 ここは、みんなの教会です。毎週の礼拝のあとには、すぐ帰る人は帰るし、残る人は残って集会室でお茶をいただいて自由におしゃべり。

 月に一度は礼拝後に「お茶と祈りのとき」を持って、おりおりの課題などについて、みんなで祈りを合わせます。

 そんな、あたたかで、気楽で、互いを大事にしあう教会です。
 現在の
礼拝出席は毎週20〜40数名といったところ。
 地元の下鴨、北山だけでなく様々な所から来られます。

 この教会では、誰からも何も強いられることはなく、一人ひとりが自由に自分の考え方を持って、教会に関わっています。

 そして、一人また一人と新しい方を迎えて、ゆっくりと着実に歩んでいます。

 仕事の場でも、家庭生活の場でも、人間関係の場でも、一番大切なものは「信頼関係」ではないでしょうか。そのことは、神様と人間という関係の中でも同じです。

 神様への礼拝は、神様が主イエス・キリストを通じて与えてくださった「信頼関係」に基づいたものです。この「信頼関係」が人を育み、成長させます。ゆっくりと、ゆっくりと…。

 皆様とともに、これからも私たちは、この京北教会で互いの信仰を育てあって歩みます。どうぞいらしてください。共に歩みましょう。


教会全景

★年間行事には、イースター、クリスマスなどの特別な礼拝があり、また、秋にはバザーなどがあります。

★礼拝は子どもと共にしています。ご遠慮なく小さな子ども連れでいらしてください。礼拝堂に面した親子室もあり、利用希望の方に使っていただいています。

★道路から玄関までの段差は大きいものではなく、また手すりをつけています。そして玄関と礼拝堂・集会室は直接つながっていますので、玄関に入ってから建物内の移動が少なくてすみます。車イスをご利用の方、心身等のことで何か考慮事項がある方(つまり、全ての人)に安心して来ていただける教会を志しています。

★日曜日の礼拝に来ることが難しい方が多いことを承知しています。平日に教会で聖書を読む機会を持つことができます。ご遠慮なく教会に声をかけてください。



 教 会 の 歩 み
 (1909年烏丸五条に創立〜1941年下鴨に移転〜現在)

     記念の集合写真    記念文集 表紙

 教会の「創立記念日」は、1909年3月25日。この日は教会に定住する伝道者が初めて決定した日です。

 京北教会の発端は、19世紀にアメリカから神戸に伝わった、伝統あるメソジスト(プロテスタント教会の一つ)教会の伝道によって京都に1901年に設けられた「五条講義所」です。


 講義所は成長を遂げ、1924年に京都市下京区の烏丸五条近くに「京南(きょうなん)教会」を設立しました。そして、念願の教会堂を建てました。このときには幼児園(保育園)も併設していました。

 その後、新たな地での伝道の進展を願って、京都の下鴨に1941年に移転。このときに「京北(きょうほく)教会」と名前を変えました。そのときに、全国の諸教会が集まって結成した合同教会としての「日本基督(キリスト)教団」に加盟して現在に至っています。これは日本でもっとも大きなプロテスタント(新教)の教会グループです。その京都教区に京北教会は属しています。

 礼拝堂は、1941年に現在地に移転して新築した会堂を、各種の整備を加えながら、ずっと使用しています。
(1924年築の京南教会の建物の一部を、移転新築の際に用いたと思われますが、詳細は不明)

 創立100周年を迎えた2009年には、記念礼拝とお祝い会を行い、また記念文集を作成しました。(上の写真)

 

 (追記)
 京北教会の歴史について、昔の教会の写真などを含めて、
ブログに少し記したものがあります(2013年)。よろしければ、以下のアドレスをクリックして御覧ください。
 https://www.1000aikotoba.com/entry/15266113

 また、京北教会の前身「京南教会」時代の建物や保育園の様子などの写真を、ブログに掲載しました(2013年)。よろしければ、以下のアドレスをクリックして御覧ください。
 https://www.1000aikotoba.com/entry/15291086
          




  

    礼 拝 堂
(1941年移転新築)


礼拝堂内部 やや斜めから

講壇の十字架
漆喰レリーフ
柱と十字架
柱レリーフ
講壇レリーフ
聖餐卓

       <礼拝堂の特徴> (上記の写真)

 (1) 講壇背後の壁中央に、
  鐘の形の木彫り装飾板。
  (十字架は近年の設置)

 (2) (1)とその下部の壁に、
  キリストの「いばらの冠」の意匠の木彫り。

 (3) 講壇両脇の二本の柱の上部に、
  天然の神の恵みを表すいちじくの木彫り。

 (4) 講壇両脇の白壁に、
  ギリシャ風の繊細な彫り込み。

 (5) 聖餐卓に「我を憶(おぼえ)よ」と、
  聖餐式の意義を示す文字の彫り。

  この聖餐卓は1924年建築時に寄贈され、
  ずっと使われてきました。

 京都の伝統的な木工技術等を内装に活かして、聖書的信仰を美しく表現している礼拝堂です。

 当初1924年に烏丸五条に建築されたときの礼拝堂には、いばらの意匠の木彫りはありませんでした。

 その後1941年に下鴨に会堂を移転新築して礼拝堂内部も新装されたときに、木彫りが設置されたようです。

 この礼拝堂は、内装の意匠の由来や設計者は現在わかりません。しかし、各所の木工や全体の雰囲気には、西洋の教会建築の様式を移植しただけではない京都的な「和」の感覚があるように思えないでしょうか。

 それは、1924年に当初の礼拝堂が建てられた烏丸五条の地が、京都有数の大寺院の並ぶ仏教文化豊かな地域であり、そこで教会に集っていた人たちの感性が、下鴨での礼拝堂移築(解体再建築)にあたっても発揮されたからかもしれません。

 
いわば「京都人の信仰」から生まれた、この礼拝堂の持つ懐の広さと暖かみ、そして誠実を、皆様が受けとめてくださいますように…。




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