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  牧師紹介



今井牧夫牧師は2008年4月〜2025年3月に京北教会に在任し、退任しました。2025年4月から、新しく馬場詩織牧師が着任しました。 
上記に伴って京北教会の新しいホームページを作成しました。どうぞ御覧下さい。

 京北教会の新しいホームページhttps://www.kyohhokuchurch.com/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0

そして記念として、当面の期間、旧ホームページも残すことになりました。  
その中で今井牧夫牧師の紹介は削除します。

 

 

 

 

 
  ──以下、キリスト教の神学と教会に関する追記──


 わたしたちの京北教会は、プロテスタント教会に属します。これは、キリスト教の歴史の流れでは、16世紀宗教改革によりカトリック教会から分かれた新しい教会です。

 20世紀後半、特にキリスト教系新興宗教と呼ばれる各種宗教が誕生しましたが、京北教会はそれらとは違い、伝統的なプロテスタント教会の枠にあります。

 ただし、近年のプロテスタント教会は、近代の聖書学や様々な学問研究の成果を取り入れることによって、リベラル(自由主義的)な考え方も生まれましたし、逆にファンダメンタリズム(根本主義)とも呼ばれる考え方(聖書は一字一句が事実を表すと信じる考え方)も生まれました。それ以外にも、様々なキリスト教理解が共存しています。

 そのなかで京北教会は、神学的にはことさらに特定の立場をとらず、伝統的なキリスト教信仰を大切にして(日本キリスト教団信仰告白を奉じています)、聖書中心、礼拝中心、そして一人ひとりの精神の自由を重んじる、現代日本社会のなかの独立独歩の教会として歩んでいます。

 なお、キリスト教の課題の一つとして、人権に関する考え方があります。伝統的なキリスト教思想のなかには、たとえばLGBT、性的少数者(セクシュアル・マイノリティ)などと表現される方々への差別が現にあります。他にも、民族や国籍や出身地、心身のあり方の違いなどを巡り、社会においても教会においても、それがあらわになっているかどうかは別として、差別が存在しています。

 そうした残念な現実があることを認識しつつ、私はキリスト教会において、祈りと対話をもってそうした差別を是正する方向をとりたいと考えています。そして、現代人の視点・実感を大切にして、同時に、キリスト教会の伝統に基づく敬虔な信仰の思いをもって、聖書を深く真剣に読んでいきます。

 誰もが、ありのままの自分を隠さずに、互いのあり方をことさらに特別視せず、自然な敬意をもって互いの人格を認め合い、穏やかに共にいることができる教会、そしてそのような社会でありたいと考えています。
      
        2020年5月記載 京北教会 牧師 今井牧夫



 

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